ジョイントベンチャーアイデア Vol.48 職人秘伝の書

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ジョイントベンチャーアイデア集

職人の技術をマニュアル化!全てのノウハウをまとめた、職人秘伝の書

多くの中小企業の課題になっていることの一つとして、職人の技術継承です。日本の品質を支えていた技術力が継承されず、技術が途絶えてしまうということは大きな技術損失となる事に頭を悩ませることも少なくありません。

しかし、その技術を継承する為にマニュアル化することは至難でもあります。職人の技術と言ったような、全てを言葉で表すのが難しいようなのをどう表現するのか、映像で残すのもいいけども、映像だけだでなく説明がないと細かいニュアンスが伝わらない。そんなこともあるのではないでしょうかしかし、そんな技術継承をスムーズに進めるためにこんなジョイントベンチャーを考えて見ました。

●職人 秘伝の書、創ります。

企業にいる職人さんは、プレイヤーとしては超一流ですが、指導者としては物足りない部分があります。そこで、専門学校と映像会社がジョイントベンチャーとしてマニュアル作りに請け負うというのはいかがでしょうか
映像会社は映像のプロですから、職人の一つ一つの動作において、最適な動画を残すことが出来ます。しかし、指導するという点おいては決してプロフェッショナルとは言えません。 そこで、専門学校の出番です。専門学校で教鞭を振るっている先生の多くはその道のプロフェッショナルですし、指導のプロでなので職人さんとも話が通じやすいのではないでしょうか。

《制作手順》
1)専門学校と映像会社が提携し共同で広告を出し問い合わせを獲得する
2)企業から職人を紹介してもらい、制作担当者と打ち合わせをします。
3)技術に応じて映像を用いながら最適なツールを制作していきます。
4)ツールのラフ案ができたら、会社の新人や若い人たちまたは専門学校の生徒に仮受講をしてもらいマニュアルの完成度を高めます。
5)マニュアルが完成したら、指導方法も伝授します。世代によって、若者の性格も変わってきます。その特徴を踏まえて、指導方法も教えてくれます。
このジョイントベンチャーは使える資産をとことん使うこと、そして職人さんに共感できる人が指導者側に回るということです。職人さんの気持ちや考えをくみ取れる人が指導役、マニュアル作りに徹した方が細かいニュアンスをくみ取ることが出来ますし、企業の資産である職人の技を次世代に継承することもできるのではないでしょうか。

JVの企画ポイント:企業の困り毎に1社で対応出来ない場合は、複数の会社で解決をする!

対象業種:映像会社、専門学校、塾、高等専門学校

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

コメントを残す

*