1種類よりもたくさんがいい!ご当地名産グルメ便
ふるさと納税が流行っていますが、ふるさと納税で送られる特産品が送られてくるといのは地方を活性化する上で非常にいいですよね。
今回は、地方の名産品ともっと広く知ってもらうためにはどうすればいいのか、そんな悩みを解決できるアイデアをご紹介したいと思います。
●ご当地名産グルメ便
このジョイントベンチャーの目的は、1つの農家では難しくても複数の農家なら出来ることをはじめようというものです。
一社なら難しいことも複数の会社が集まることで出来ることも多くあります。今回はそういったジョイントベンチャーの事例になります。
例えば、みかんの農家が直売所を行っているとします。
この直売所では、まとめて購入したいかた向けに直接郵送で申し込みも出来るようにします。そのまとめて購入は、「みかん10個」ではなく、「みかん5個+その他の名産品」といった形にします。そして、宅配業者が主体となり、「名産グルメ便」サービスを提供します。
名産グルメ便は、A直売所で「名産グルメ便」を注文すると同じ産地(地域)内のB直売所で販売している他の果物や野菜など地域の名産と一緒に贈り先に届けてくれるサービスです。
《「名産グルメ便」の仕組み》
(1)A直売所で受注 → 受注情報 → B直売所へ連絡
(2)B直売所に宅配業者が集荷
(3)宅配業者の配送センターで結束し、発送
最初に受注を受けた直売所としては自店の販売額が低くなりますが、それは持ちつ持たれつです。逆のケースは十分考えられますので、産地としてみんなで協力しあえば、自ずと提携している農家全体が裕福になってきます。
この名産グルメ便を定期便でもよういすれば、宅配業者としても発送数が増えるばかりか取引業者(直売所)も売上も増え、相乗効果も期待できます。
JVの企画ポイント:お得感を出すためにたくさんの種類で顧客の期待に応える
対象業種:農家、名産品販売店、宅配業者