YM Creators Pro 代表の 山本ショウ です。 クラウドファンディング は ゲーミフィケーション の要素が含まれていると言われています。 ゲーミフィケーション とは、ゲームの要素をビジネスなどに取り入れ、リピーターや顧客開拓を行うことです。 クラウドファンディング ではどんなゲーム性があるのか、そしてそれをどう活用していくのかについて説明したいと思います。
目次
1.クラウドファンディングのゲーム性とは
2.支援者をゲームに巻き込む
3.ゲーミフィケーションをどう活用するか
4.まとめ
1.クラウドファンディングのゲーム性とは
ゲーム性とは、定められたルールのもとゴールに向かって期限内にクリアするかということになりますが、 クラウドファンディング に置き換えると、「定められた、目標金額、支援額をもとに期限までに資金調達を達成する」といった形になります。 これを リターン 、 志金 を通じて達成するということになります。プレイヤーはもちろん 支援者 となります。うまくプレイヤーを巻き込むことができれば、プレイヤーの周りの人に プロジェクト の拡散を狙うことができます。
2.支援者をゲームに巻き込む
ゲームに巻き込むために必要なのは、ゲーム性にはまっていくことです。ゲーム性にはまってもらうためにやるべきことは、
1.感情を刺激すること
2.社会的な行動を促すこと
3.人とのつながりを構築すること
4.進行状況の可視化
の4つです。これを クラウドファンディング に当てはめて考えると、
1.感情を刺激すること
->文章、動画、写真でプロジェクトオーナーの想いを訴える
2.社会的な行動を促すこと
->いいねボタン、SNSでの拡散を促すこと
3.人とのつながりを構築すること
->リワードの確約、プロジェクトの進捗報告
4.進行状況の可視化
->リアルタイムの支援総額と達成率の明示
といった形になります。特にリアルタイムの 支援総額 は大事です。現状の達成率が見えることで、あと少しで達成だから応援しよう、スタートしたばっかりだから応援しようという気持ちが芽生えてきます。また、2、3は無形の リターンである、参加、体験、経験、商人の参加、承認に当てはまります。 支援者 の「仲間になりたい」という思いからSNSでの拡散や プロジェクト 進捗報告でのコメント残しなどが行われます。
3.ゲーミフィケーションをどう活用するか
プロジェクト の関係者を全く知らない場合、すぐに出資 が難しい場合でも、 支援者 の知り合いからの紹介であれば、それだけで 支援者 の 見込み から見た印象は異なり、出資 に繋げやすくなります。 プロジェクト と 支援者 を社会的につなげることで、自然と 支援者 の周りの人間を巻き込めるようになります。
4. まとめ
クラウドファンディング では 1/3の法則 というものがあるように、 プロジェクトオーナー が支援を依頼した後の 支援者 をいかに巻き込むかというものが大切になってきます。ぜひ積極的に 支援者 を巻き込み、 支援者 の周りの人から支援をもらえるようにしていきましょう。