YM Creators Pro 代表の 山本ショウ です。クラウドファンディング において 目標金額 は最も重要な項目の一つです。高く設定しすぎると プロジェクト 成立 のハードルが高くなりますが、低く設定しすぎると今度は プロジェクト 成立 後、150%達成、200%達成を目指すことが困難になります。どのくらいの金額設定が適切なのか、過去の傾向をも元にリサーチしてみました。
目次
1.根拠のある金額を見積もること
2.デバイス関係は平均が100万-200万円
3.サービス業関係は50ー100万円
4.NPO関係は高額でも可能
5.クラウドファンディングサイトの平均調達額を把握すること 6.まとめ
1.根拠のある金額を見積もること
クラウドファンディング では プロジェクト ,開始前に設定しますが、その際には プロジェクト が 成立 した時のことを想定した、しっかりとした見積り額を設定する必要があります。過去 資金調達失敗 している プロジェクト は、見積り金額が曖昧で、「 目標金額 の根拠が見えない」ということがあります。正確な見積りをしないと 目標金額 を設定することはできませんし、 支援者 も 目標金額 に疑問視してしまいます。 支援者 が疑問を持つようになってしまうと、その不安感から出資 をためらってしまうので、 支援者 にいい心証を抱いてもらうことが難しくなり、出資 のハードルが上がってしまいます。
2.デバイス関係は平均が100万-200万円
一つの傾向にすぎませんが、デバイス関係の プロジェクト は100-200万円の 目標金額 設定が多いです。200万円以上の 目標金額 設定を行う場合は、 プロジェクト の告知、SNSの運営など、しっかりと行い、 プロジェクト の周知とマーケティングを徹底する必要があります。 しかし、 プロジェクト の周知とマーケティングをしっかりと行えた プロジェクト は1,000万を超える資金調達にも成功しているので、; プロジェクトチーム を作成し、計画性を持った プロジェクト 運営を行いましょう。
3.サービス関係は50-100万ほど
デバイス関係と異なり、サービス関係は比較的少額な傾向があります。サービス関係の プロジェクト は少し複雑で店舗の有無によって 目標金額 が異なる傾向はあります。しかし、ほとんどの プロジェクト はすでに店舗がある又は、 プロジェクトオーナー が店舗の費用はすでに準備している、といった店舗の有無は プロジェクト に関与しないという傾向が強く、 目標金額 は50-百万円ほどのようです。 ただし、古民家や廃村、などの地域活性化に関するサービスは200-300万円と少し高額です。そして ストーリー がしっかりとあり、 目標金額 のなぜをしっかりと明文化しているため、説得力のある金額となっています。
4. NPO関係は高額でも可能
NPO関係では1,000万円を超える金額の プロジェクト も多く成功しています。NPOのほとんどの プロジェクト のは ストーリー がしっかりと存在しているため、高額の プロジェクト も 成立 しやすいです。NPOの場合、「顕在化された課題→それを解決することができていない理由→それらを解決するための施策→そために必要な 目標金額 」と流れが作りやすく、また共感も生みやすいので比較的 支援者 に訴えやすい傾向があります。
5. クラウドファンディングサイトの平均調達額を把握すること
クラウドファンディングプラットフォーム によって得意としている プロジェクト タイプがあるように資金調達の平均額も異なります。いくらいいデバイスの プロジェクト を立ち上げたとしても、映画を得意としている クラウドファンディングプラットフォーム では プロジェクト の 成立 は通常の クラウドファンディングプラットフォーム よりも難しくなってしまいます。同様に、高い金額の資金調達を得意としている クラウドファンディングプラットフォーム と 目標金額 が高くなくても資金調達の成功率が高い クラウドファンディングプラットフォーム があるので、しっかりと適切な クラウドファンディングプラットフォーム を選ぶようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 クラウドファンディング を成功させるためには プロジェクト を立ち上げる際にしっかりとした見積もりを作成するだけでなく、適切な クラウドファンディングプラットフォーム を選ぶことでより 成立 に近づくことができますので、しっかりとした金額設定を心がけましょう。