観光の体験価値を上げよう!職人デビューサービス
モノを買わない若者が増えている中で体験、体感するサービスの売上が伸びているそうです。
地方へ旅行に行くと伝統工芸や地場産業の「体験サービス」があります。多くはツアーメニューの一つで、短い体験が多いです。
そこであえて長時間体験する、体験サービスを行う事で、がっつりと体験、体感をていきょうするというのはいかがでしょうか?
●職人デビューサービス
例えば、革靴。ツアー参加者は、事前に「作りたい革靴」を構想し、産地(職人・企業)とのメールやネット上で打ち合わせをします。
完成系のイメージをすり合わせて、職人さんが作業をしやすいように準備を進めておき、あとはツアー参加者が来るのを待ちます。
ツアー参加者は、産地へ出向き、現地で1泊しながら、2日間で、創る予定のものを一気に仕上げます。
二日間の行程で終わるようなサービスだけを受け入れるようにすることで、職人が実際に行っているモノを生で体験することが出来ます。ユーザーも自分で創ったモノですしきっと大事にしますし、友達にも自慢したくなります。
この体験ツアーは、革靴だけでなく、カバンだったり、財布だったり様々な企画が考えられます。
シーズンに左右されず年中誘客が可能で、しかも産地PRもできます。材料費や制作にかかる費用を込みにして、1泊付きでがっつり「ものづくり」体験ができるツアーはいかがでしょう?まさに「選択と集中」に特化した体験旅行です。
旅行業者は新しい形で旅行を提供できますし、伝統工芸を売っている職人さんは新しい形で伝統工芸を広めることが出来ます。
JVの企画ポイント:選択と集中
対象業種:伝統工芸品、観光業、ホテル業