匠の技術継承のワザを次世代に!技術継承の書の創り方
職人の技術継承は大きな課題です。職人さんが長年身につけた技術を次の世代に引き継げないとなると、会社だけでなく、日本にとって非常に大きな損失なのではないでしょうか。
職人さんが身につけた技術をどうやって次に引き継ぐか、さまざまな方法があると思います。
職人さんが持っている技術を再現すること、それを元にマニュアルを創ること、今回はそれを中心にこんなアイデアを考えてみました。
● 技術継承の書の創り方
この技術継承は3Dの撮影技術がある会社とロボットの会社、職人さんのジョイントベンチャーになります。
まず、職人さんの一つ一つの動きの全てを様々な方向から撮影して、3D映像化します。職人さんにその映像を見てもらいながら、何故こうやっているのかアドバイスを別撮りします。
それを元にロボットの会社はその3Dの動きをロボットに覚えさせます。ロボットに覚えさせ、実際に創っているシーンを職人さんに見てもらって、正しい動きをしている否かを見てもらいます。
そして正しい動きに少しでも近づけるように職人からアドバイスをもらいます。そうすることで、より正確に職人の動きを忠実に再現できるようにします。
このメリットは3Dで映像を残せることと、ロボって忠実に動きを再現するようにすることです。
ロボットの動きや、3Dの映像を元に創るので、所作の一つ一つを見ることができるという事です。まさに技術継承の秘伝の書となります。
言葉にしにくいモノを映像に残すことで次世代に技術を少しでも残すことが出来るのではないでしょうか。
JVの企画ポイント:言葉に出来ないことは映像に!
対象業種:職人、3D映像会社、ロボットシステム会社