ジョイントベンチャーアイデア Vol.43 サブスクリプション型の売上

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ジョイントベンチャーアイデア集

メンテナンスで売上を上げよう!町中の電気屋さんができるサブスクリプション型の売上

町中の電気屋さんが多くの場合、地元企業との取引があったり、大型家電量販店の下請けをなどにより、安定して売上を保つことができる業態の一つでもあります。このビジネスは一般の消費者向けにもできるのではないでしょうか?電気屋さんが得意としていることを用いて痒いところまで手が届くようなビジネスモデルを今回考えてみました。

●一人暮らしのおうちのメンテナンスを行う家電サポート

今回ご紹介するジョイントベンチャーは顧客のメンドクサイを解決することと、メンテナンスを提供することで継続購入(サブスクリプション)を狙うジョイントベンチャーです。このジョイントベンチャーは電気工務店と不動産屋さんのジョイントベンチャーです。

学生、単身赴任、一人暮らし向けのアパートやマンションの賃貸に使えるアイデアですが、普通のマンションの賃貸でも使えると思います。
家の電気や蛍光が切れたら買いに行くのは地味に面倒だったり、忘れがちになってしまうと思います。買いに行く時間の少ない、一人暮らしの家だとなおさらです。しかも種類が多くて何を買えばいいのか正直分かりにくい事も多々あります。 そんな方の為に、部屋の見取り図とその箇所にQRコードが書かれている案内を用意します。そのQRを読み取ると、電球をいつ届けるか、電気交換の費用、交換を業者に依頼するか否かを選択する画面に飛びます。必要事項を入力して、申請ボタンを押すと、電気屋さんにその通知が飛び、決められた日付に電球を持って行くようにします。

電気屋さんは事前に不動産屋さんから各部屋の見取り図とそこに使われている電球などの一覧をもらっておきます。それをもとに電球を選ぶだけなので、手間がかけずに売上を上げることが出来ます。
不動産屋さんのメリットしては、メンテナンスが出来るというものが強みになりますし、それを理由に料金の上乗せが出来ます。

電気屋さんのメリットとしては、保守点検費として、不動産屋さんから1件あたり300円/月などでメンテナンス費の契約を結べば300円 X 12ヶ月 X 1000部屋の契約で何もしないで350万円の安定した売上を獲得することが出来ます、またそれだけでなく、なにか機械の大きな故障等があった際には、そこから売上を獲得することも考えられます。
お客様も手間がかからず、不動産屋は他社との違いを打ち出せ、電気屋さんは安定した売上を上げる事が出来る。まさに三方良しのジョイントベンチャーです。

JVの企画ポイント:顧客の面倒くさいを解決する

対象業種:家電屋、家事派遣、不動産屋、分譲住宅販売店、工務店

 

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