YM Creators Pro 代表の 山本ショウ です。クラウドファンディング の著名サイトkickstarter でで資金調達を達成した面白い事例を、ウェブサービスにしぼってピックアップしました。
目次
1.Wordnik
2.Prototypo
3.The Return of Upcoming.org
4.WeBuyBlack.com
5.まとめ
1.Wordnik
https://www.kickstarter.com/projects/1574790974/lets-add-a-million-missing-words-to-the-dictionary/
Wordlinkは、辞書を再定義するというコンセプトで クラウドファンディング の プロジェクト を立ち上げられました。726人の 支援者 から58,407ドルを集めることに成功しました。 プロジェクト のオーナーのである、エリン・マッキーン 氏のtedでそのコンセプトが詳しく載っていますので、詳細について知りたい方はこちらをご覧ください。http://www.ted.com/talks/erin_mckean_redefines_the_dictionary?language=ja
2.Prototypo
https://www.kickstarter.com/projects/599698621/prototypo-streamlining-font-creation Prototypoは、フォントの作成のためのオープンソースのオンラインアプリケーションです。 1,670人の 支援者 から34,133ポンドの資金調達に成功しました。オリジナルフォントやフォントの作成ソフトはデザイナーに人気があるため、多くの人から支援を集めることができました。結果、 ストレッチゴール を2度の設定して、どちらの ストレッチゴール も達成しています。日本語フォントでも同じようなサービスがあれば、ニーズがあるかもしれません。
3.The Return of Upcoming.org
https://www.kickstarter.com/projects/waxpancake/the-return-of-upcomingorg/description 2003年9月にリリースされたUpcoming.orgと呼ばれるサービスを復活させるという プロジェクト 。Upcoming.orgはユーザー参加型のイベントやカレンダーを共有するサイト。自分の予定や興味のあるイベントなどを他のユーザーと共有できました。このサービスは、2005年10月にYahooに買収されましたたが、その後サービスが終了したため、その全データを復活させることを目的にしています。
4.WeBuyBlack.com
https://www.kickstarter.com/projects/669601335/webuyblackcom-the-largest-market-place-for-black-s/description リトル東京で日本のものが買え、チャイナタウンで中国のものが買えるように、黒人のためにアフリカ系の食材、洋服、民族関係のものを買えるようにするためのサイト。 アプリ制作とマーケティング、広告の費用に充てるための プロジェクト です。873人の 支援者 から $34,370ドルの資金調達に成功しました。サービスは、すでにリリースされており、 https://webuyblack.com として多くのアフリカ系の人から利用されている。
まとめ
クラウドファンディング についてあまり詳しくない人たちは クラウドファンディング はガジェットが中心と考えている方が多いですが、実はウェブサービスや様々な形で プロジェクト が 成立 しています。Wordnikでは新しいサービス、Prototypoではオープンソースのウェブアプリケーション、The Return of Upcoming.orgでは昔のサービスのアーカイブ化、WeBuyBlack.comでは、新しいタイプのECサイトなど、様々なウェブサービスが立ち上げられています。これからウェブサービスを立ち上げたい方は是非参考にしてみてください。